以前から調べてみたかったこと 1
ブログを書き始めた時からもう一度調べ直してみたいことがあった。
長田議員の不適切発言と、そこから派生した新城市議会の議員個人の情報発信への規制の問題だ。
今さらこれの真相(と言っていいものか・・?)がわかったところで、なにか収穫があるのかどうかわからないが、これは単に個人的に調べてみたいこと。
というわけで、当時の情報を色々漁ってみた。
そもそもの始まりは、2014年6月の定例会2日目、18日の長田議員のこの質問。
『 愛知県新城市の長田共永市議は6月の本会議で少子化対策として「婚姻届を頂いた方には来年の市制10周年の年に合わせて子どもを産んでもらうために、穴の開いたコンドームを配ったり、出産祝い金の代わりに(精力がつくとされる地元名産の)自然薯を送ったりしてはどうか」などと発言。』
これは前からぼちぼち情報を集めていた中で見つけた記事なのだが、元が何だったか忘れてしまった。
が、要するにこういう発言をしてしまったわけだ。
で、この長田議員の不適切発言を一般市民の皆さんが知ることになったのは浅尾議員のこのブログ記事からだ。
2014年07月14日『新城市本会議での品位に欠ける恥ずべき発言に関する申し入れ』
http://asao.dosugoi.net/e661996.html
ほぼ一か月後にこの記事が書かれた。
普通に思うことは、「なぜ一か月後にこの記事を?」ということだ。
6月定例会の期間中にこの不適切発言についてその他の議員から何も声が上がらなかったのだろうか?
あるいは議長がその場で注意するとか、議会運営委員会などが何かのアクションを起こすとか、そういうことはなかったのか?
と思ったのは、最近発生した浅尾議員の懲罰動議、柴田議員の問題発言などのこれらの発言に対して、今の市議会は割と早い対応をしているからだ。
2014年6月の時点でブログを書いていたのは浅尾議員、白井議員、加藤議員。facebookでは小野田、滝川、柴田、山崎の各議員。
今さらながら当時の記事を眺めてみた(我ながらご苦労なことだw)
長田議員の不適切発言に言及している議員は一人もいなかった。
当の浅尾議員でさえ、6月の時点では触れていない。
浅尾議員の件は置いといて(笑、このことだけで「市議会議員全員で示し合わせて隠ぺいしていたのか!」と結論付けるのは早とちりというもので。
この不適切発言について、議会は全く手を付けていなかったわけでもないようなのだ。
それがわかるのが白井議員の2014年07月26日のブログ『議会がもめています。』
→http://slmichihiro.seesaa.net/article/402641847.html
「議会としては、従来のように、不穏当発言(長田発言)を議長、議会運営委員会、本人の確認の上、削除する方向で進んでいましたが、」
この部分。
この時期白井議員は議会運営委員だったようで、やはり長田議員のあの発言は不適切だったと判断しており、そのための対処作業中だったようだ。
ただこの対処方法がよくなかった。このことについては同ブログで白井議員も言及している。
1)議会の従来の不穏当発言の処理方法の問題が露呈した
・不穏当発言を削除してきた従来の対応への疑問(隠ぺいしているのでは?という疑問を市民に抱かせる)
・対応の遅さ(少なくとも浅尾議員の7月14日の記事が出るまで処理が終わっていなかった。6月定例会は27日で終わっているのに)
・全議員への周知の不徹底
2)議員の対応方法の問題点も明らかになった
・各議員の認識の甘さ
・議会として集団で解決するという意識の欠如
・・誰かが対応するのでは?
・・問題議員へ忠告さえしない無責任議員の多さ
・・同僚議員・議長に問題提起もせずにブログアップする議員(浅尾議員のことかw)
( 以上、白井議員の同ブログより。私が勝手にまとめました。 )
という反省の元に「議会改革を進めなければ」と白井議員も強く思われたようで、この不穏当発言の処理については先ほど挙げた浅尾議員の懲罰動議、柴田議員への注意に表れているように、スピーディーな対応ができるようになってきた。
この点は評価できるところだろう。
浅尾議員の2014年07月14日のブログの功績ともいえる。ご自身も懲罰動議でブーメランをくらってしまったけれども・・・。
で、この時の対処は結局どうなったか。
浅尾議員の7月14日のブログで表になったこの事件は18日に新聞記事やネットでのニュースになっている。
■The Huffington Post 2014年07月18日
市議会は問題の発言部分を議事録から削除する方針で、夏目勝吾議長が7月16日、長田氏に口頭で注意した。47NEWSなどが報じた。
■毎日新聞 2014年07月18日
新城市議:「穴の開いた避妊具配ったら」少子化対策で発言
・市議会は問題の発言部分を議事録から削除する方針で、夏目勝吾議長が今月16日、長田市議に厳重注意した。
■【共同通信】2014/07/18
愛知 「穴開き避妊具配っては」 新城市議が一般質問
・議長は7月16日、市議としての品位と配慮に欠けるとして口頭で注意し、発言を議事録から削除することを決めた。
14日の浅尾議員の記事の2日後の16日に『夏目勝吾議長が今月16日、長田市議に厳重注意した』ということだ。
そしてこの時点で『問題の発言部分を議事録から削除する方針』ということも決まっていたらしい。
白井議員のブログから考えれば、浅尾議員の暴露から大慌てで2日間で対処方法を考えたというよりは、予定通りあるいは少し前倒しで16日に処分をした、と見る方が妥当ではないかと思う。
長くなったので続く。
長田議員の不適切発言と、そこから派生した新城市議会の議員個人の情報発信への規制の問題だ。
今さらこれの真相(と言っていいものか・・?)がわかったところで、なにか収穫があるのかどうかわからないが、これは単に個人的に調べてみたいこと。
というわけで、当時の情報を色々漁ってみた。
そもそもの始まりは、2014年6月の定例会2日目、18日の長田議員のこの質問。
『 愛知県新城市の長田共永市議は6月の本会議で少子化対策として「婚姻届を頂いた方には来年の市制10周年の年に合わせて子どもを産んでもらうために、穴の開いたコンドームを配ったり、出産祝い金の代わりに(精力がつくとされる地元名産の)自然薯を送ったりしてはどうか」などと発言。』
これは前からぼちぼち情報を集めていた中で見つけた記事なのだが、元が何だったか忘れてしまった。
が、要するにこういう発言をしてしまったわけだ。
で、この長田議員の不適切発言を一般市民の皆さんが知ることになったのは浅尾議員のこのブログ記事からだ。
2014年07月14日『新城市本会議での品位に欠ける恥ずべき発言に関する申し入れ』
http://asao.dosugoi.net/e661996.html
ほぼ一か月後にこの記事が書かれた。
普通に思うことは、「なぜ一か月後にこの記事を?」ということだ。
6月定例会の期間中にこの不適切発言についてその他の議員から何も声が上がらなかったのだろうか?
あるいは議長がその場で注意するとか、議会運営委員会などが何かのアクションを起こすとか、そういうことはなかったのか?
と思ったのは、最近発生した浅尾議員の懲罰動議、柴田議員の問題発言などのこれらの発言に対して、今の市議会は割と早い対応をしているからだ。
2014年6月の時点でブログを書いていたのは浅尾議員、白井議員、加藤議員。facebookでは小野田、滝川、柴田、山崎の各議員。
今さらながら当時の記事を眺めてみた(我ながらご苦労なことだw)
長田議員の不適切発言に言及している議員は一人もいなかった。
当の浅尾議員でさえ、6月の時点では触れていない。
浅尾議員の件は置いといて(笑、このことだけで「市議会議員全員で示し合わせて隠ぺいしていたのか!」と結論付けるのは早とちりというもので。
この不適切発言について、議会は全く手を付けていなかったわけでもないようなのだ。
それがわかるのが白井議員の2014年07月26日のブログ『議会がもめています。』
→http://slmichihiro.seesaa.net/article/402641847.html
「議会としては、従来のように、不穏当発言(長田発言)を議長、議会運営委員会、本人の確認の上、削除する方向で進んでいましたが、」
この部分。
この時期白井議員は議会運営委員だったようで、やはり長田議員のあの発言は不適切だったと判断しており、そのための対処作業中だったようだ。
ただこの対処方法がよくなかった。このことについては同ブログで白井議員も言及している。
1)議会の従来の不穏当発言の処理方法の問題が露呈した
・不穏当発言を削除してきた従来の対応への疑問(隠ぺいしているのでは?という疑問を市民に抱かせる)
・対応の遅さ(少なくとも浅尾議員の7月14日の記事が出るまで処理が終わっていなかった。6月定例会は27日で終わっているのに)
・全議員への周知の不徹底
2)議員の対応方法の問題点も明らかになった
・各議員の認識の甘さ
・議会として集団で解決するという意識の欠如
・・誰かが対応するのでは?
・・問題議員へ忠告さえしない無責任議員の多さ
・・同僚議員・議長に問題提起もせずにブログアップする議員(浅尾議員のことかw)
( 以上、白井議員の同ブログより。私が勝手にまとめました。 )
という反省の元に「議会改革を進めなければ」と白井議員も強く思われたようで、この不穏当発言の処理については先ほど挙げた浅尾議員の懲罰動議、柴田議員への注意に表れているように、スピーディーな対応ができるようになってきた。
この点は評価できるところだろう。
浅尾議員の2014年07月14日のブログの功績ともいえる。ご自身も懲罰動議でブーメランをくらってしまったけれども・・・。
で、この時の対処は結局どうなったか。
浅尾議員の7月14日のブログで表になったこの事件は18日に新聞記事やネットでのニュースになっている。
■The Huffington Post 2014年07月18日
市議会は問題の発言部分を議事録から削除する方針で、夏目勝吾議長が7月16日、長田氏に口頭で注意した。47NEWSなどが報じた。
■毎日新聞 2014年07月18日
新城市議:「穴の開いた避妊具配ったら」少子化対策で発言
・市議会は問題の発言部分を議事録から削除する方針で、夏目勝吾議長が今月16日、長田市議に厳重注意した。
■【共同通信】2014/07/18
愛知 「穴開き避妊具配っては」 新城市議が一般質問
・議長は7月16日、市議としての品位と配慮に欠けるとして口頭で注意し、発言を議事録から削除することを決めた。
14日の浅尾議員の記事の2日後の16日に『夏目勝吾議長が今月16日、長田市議に厳重注意した』ということだ。
そしてこの時点で『問題の発言部分を議事録から削除する方針』ということも決まっていたらしい。
白井議員のブログから考えれば、浅尾議員の暴露から大慌てで2日間で対処方法を考えたというよりは、予定通りあるいは少し前倒しで16日に処分をした、と見る方が妥当ではないかと思う。
長くなったので続く。