新城市政を考える会 第3回勉強会に行ってきた
11月5日、新城市政を考える会主催の第3回勉強会に行ってきた。
今回のテーマは「新庁舎建設工事」。
新城市には「新城市お出かけ講座」という仕組みがある。
→ http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,46424,196,html
私たち市民の希望要望に応じ、市の仕事や制度についてわかりやすく説明する講座を開いてくれる。
市民のための講座ということで無料。
この仕組みを使って「新城市政を考える会」が新庁舎建設工事の今後の予定を勉強する機会を設けてくれた。
市もなかなか良い仕組みを作ってくれたものだ。
「考える会」も今までの経緯を考えれば市とは反発しがちなイメージがあったのだが、逆に市の仕組みを利用してこういう勉強会を開くあたりに柔軟な姿勢が感じられてなかなか愉快な気がする。
説明は市の職員の他に、建設を請け負う鹿島建設からも担当の方が来て行われた。
主な説明は・工期について と ・工事中の安全管理について。
一通りの説明が終わった後は質問時間が取られた。質問はかなり活発に行われた。
特に質問が集中したのは工事中の安全管理について。
建設関係や設計などに携わる方々が多くみえて、かなり専門的な質問が多く為された。
例えば、
・残土はどれくらい出る予定で、その処分はどのように行なうか?
・どの程度の深さを掘るのか?近隣の井戸など地下水位の影響は?
・振動、騒音について近隣への配慮は?
などなど。
私自身だけでは考えも及ばない質問が出たりして、やはり自分の力で調べてわかった気になっていてはいけない。色んな人が集まるこのような機会に様々な意見を聞くことが実に良い勉強になる。
さてこれら質問の中でちょっと紛糾した感じになったのが、振動騒音に関して近隣への家屋調査が1軒しか為されていないという回答があったとき。
あれだけ広い敷地の周りには多くの民家があるというのに、たった1軒!?
市からの回答の補足としては、何軒か調査依頼したが実際の調査にこぎつけたのは1軒だけだった、とのことだが、これもよくよく聞いてみると全体で2軒の調査依頼をして1軒が応じてくれた、とのこと。
ちょっと蔑ろにしすぎではないかー! と多くの声があがった結果、市も再度さらに多くの家屋に調査依頼をすると回答があった。
市の説明会ってのはホントただ説明するだけで、質問に対しても取り付く島もない回答が為されるのがいつものパターンなのだが、今回はちょっと違った感じだ。
この家屋調査の件などは、その場の私たちの声に市が応えてくれたカタチになった。
市がリードするいつもの説明会より、今回のような市民からの求めに応じての説明会の方が雰囲気が良くなるのかな。
そんな中で、とある方が「騒音振動、泥水の垂れ流しなど付近の住民に多くの迷惑がかかることは明白なのに、鹿島建設の対応が上から目線な感じだ。一体どういうわけか。」という趣旨の発言をし始めた。
工事中の付近への迷惑に対しては、住民が直接鹿島に苦情を言うより市が表に立って対応した方が良いだろうと思いながらその方の意見を聞いていたのだが、その方、かなり激しく鹿島を非難する感じになってきた。
私は鹿島の工事現場の仮説計画が結構良い配慮をしていると感じていたこともあって、そんなに強く非難することもないだろうと思い、その方の発言の途中から挙手もせずにさえぎるようなカタチで意見してしまった。
私は発言や質問のマナーとして、かなりマズイことをしでかしてしまった。
休憩時にその方のところに出向き謝ったところ、許してもらえた。
その流れであの強い非難の真意を聞くことができた。
なにか迷惑なことがあった時、市民が鹿島に直接苦情を言うのはなかなか難しい。今この場で言う事を言っておかないと後で泣きを見るのは付近の住民だ、という趣旨のことを言ってみえた。
そうなのだ、やはり市民の立場で鹿島に物申すのはハードルが高いのだ。
説明会のために作られた資料には「ご不明・お気づきの点がございましたら鹿島までご連絡を」と書いてあるが、いざ連絡をしたら「その件は市役所へ」とか言われたりしないだろうか?
で市役所に連絡したら、「いえいえその件は鹿島へ」とかなったりして。
とにかく、後で泣きを見るのは迷惑を被る付近の住民でしかない。
鹿島は誰から工事を請け負っているかといえば、新城市からだ。だから市からの苦情にはできるだけの対応をするだろうと考えられる。市民が鹿島に直接言うより、市に苦情を言って、市から鹿島に苦情を申し立てた方がずっと通りがよくなるだろう。
この「ご不明・お気づきの点(要するに苦情)」を連絡するルートはしっかり確認しておかなくてはならない。
という感じで、勉強会前半は終了した。
休憩をはさんで、後半は市民意見交換会。こちらもかなり自由闊達に意見や質問が飛び交った。
長くなったので続く。
今回のテーマは「新庁舎建設工事」。
新城市には「新城市お出かけ講座」という仕組みがある。
→ http://www.city.shinshiro.lg.jp/index.cfm/7,46424,196,html
私たち市民の希望要望に応じ、市の仕事や制度についてわかりやすく説明する講座を開いてくれる。
市民のための講座ということで無料。
この仕組みを使って「新城市政を考える会」が新庁舎建設工事の今後の予定を勉強する機会を設けてくれた。
市もなかなか良い仕組みを作ってくれたものだ。
「考える会」も今までの経緯を考えれば市とは反発しがちなイメージがあったのだが、逆に市の仕組みを利用してこういう勉強会を開くあたりに柔軟な姿勢が感じられてなかなか愉快な気がする。
説明は市の職員の他に、建設を請け負う鹿島建設からも担当の方が来て行われた。
主な説明は・工期について と ・工事中の安全管理について。
一通りの説明が終わった後は質問時間が取られた。質問はかなり活発に行われた。
特に質問が集中したのは工事中の安全管理について。
建設関係や設計などに携わる方々が多くみえて、かなり専門的な質問が多く為された。
例えば、
・残土はどれくらい出る予定で、その処分はどのように行なうか?
・どの程度の深さを掘るのか?近隣の井戸など地下水位の影響は?
・振動、騒音について近隣への配慮は?
などなど。
私自身だけでは考えも及ばない質問が出たりして、やはり自分の力で調べてわかった気になっていてはいけない。色んな人が集まるこのような機会に様々な意見を聞くことが実に良い勉強になる。
さてこれら質問の中でちょっと紛糾した感じになったのが、振動騒音に関して近隣への家屋調査が1軒しか為されていないという回答があったとき。
あれだけ広い敷地の周りには多くの民家があるというのに、たった1軒!?
市からの回答の補足としては、何軒か調査依頼したが実際の調査にこぎつけたのは1軒だけだった、とのことだが、これもよくよく聞いてみると全体で2軒の調査依頼をして1軒が応じてくれた、とのこと。
ちょっと蔑ろにしすぎではないかー! と多くの声があがった結果、市も再度さらに多くの家屋に調査依頼をすると回答があった。
市の説明会ってのはホントただ説明するだけで、質問に対しても取り付く島もない回答が為されるのがいつものパターンなのだが、今回はちょっと違った感じだ。
この家屋調査の件などは、その場の私たちの声に市が応えてくれたカタチになった。
市がリードするいつもの説明会より、今回のような市民からの求めに応じての説明会の方が雰囲気が良くなるのかな。
そんな中で、とある方が「騒音振動、泥水の垂れ流しなど付近の住民に多くの迷惑がかかることは明白なのに、鹿島建設の対応が上から目線な感じだ。一体どういうわけか。」という趣旨の発言をし始めた。
工事中の付近への迷惑に対しては、住民が直接鹿島に苦情を言うより市が表に立って対応した方が良いだろうと思いながらその方の意見を聞いていたのだが、その方、かなり激しく鹿島を非難する感じになってきた。
私は鹿島の工事現場の仮説計画が結構良い配慮をしていると感じていたこともあって、そんなに強く非難することもないだろうと思い、その方の発言の途中から挙手もせずにさえぎるようなカタチで意見してしまった。
私は発言や質問のマナーとして、かなりマズイことをしでかしてしまった。
休憩時にその方のところに出向き謝ったところ、許してもらえた。
その流れであの強い非難の真意を聞くことができた。
なにか迷惑なことがあった時、市民が鹿島に直接苦情を言うのはなかなか難しい。今この場で言う事を言っておかないと後で泣きを見るのは付近の住民だ、という趣旨のことを言ってみえた。
そうなのだ、やはり市民の立場で鹿島に物申すのはハードルが高いのだ。
説明会のために作られた資料には「ご不明・お気づきの点がございましたら鹿島までご連絡を」と書いてあるが、いざ連絡をしたら「その件は市役所へ」とか言われたりしないだろうか?
で市役所に連絡したら、「いえいえその件は鹿島へ」とかなったりして。
とにかく、後で泣きを見るのは迷惑を被る付近の住民でしかない。
鹿島は誰から工事を請け負っているかといえば、新城市からだ。だから市からの苦情にはできるだけの対応をするだろうと考えられる。市民が鹿島に直接言うより、市に苦情を言って、市から鹿島に苦情を申し立てた方がずっと通りがよくなるだろう。
この「ご不明・お気づきの点(要するに苦情)」を連絡するルートはしっかり確認しておかなくてはならない。
という感じで、勉強会前半は終了した。
休憩をはさんで、後半は市民意見交換会。こちらもかなり自由闊達に意見や質問が飛び交った。
長くなったので続く。