愛知大学に行ってきた
とにかくこればかりは舌を巻くほかない。
90分の講演中、演台の前にいたのは10分も無いのでは?
途中、自著から正確な数字を拾うため、と、水を飲んだ時以外、ずっと舞台上を移動しながら原稿も見ずに講演を続けたのだ。
原稿を丸暗記した感じではなかった。
講演の筋をしっかり把握していて、後は言ってみればアドリブなのだろう。
途中、さすがに同じような話を繰り返すような感じはあったし、少し言葉に閊え(つかえ)たところもあった。
が、それは無視していいくらい、とにかく淀みなくスラスラとスピーチをする様は圧巻だった。
6月29日、愛知大学・三遠南信地域連携研究センターでの公開講座(地域政策講演会)に行ってきた。
新城市長 穂積亮次氏の「人口減少と地方創生 ~自治する日本 地域起点の民主主義~」と題する講演を聞いてきた。
市長自ら宣伝してたのでこちらをどうぞ → http://tomako.dosugoi.net/e877556.html
『「自治する日本」という本の出版した市長、一体どんな話をするのだろう?』と、単純に興味をそそられた。
本を買うのもなんだか癪なので、当然持ってもいないし読んでもいない。
全く予習無しの予備知識無しで、講演会場に向かった。
会場はほぼ満杯だった。
大学関係の人たち、後は新城市役所職員をはじめとする行政関係の人たちが、仕事帰りという風体で多く参加されていた。
全くの偶然だが、私の隣には顔なじみの新城市役所の職員さんが座ったw
残りは学生さんたち。半ば強制的に参加させられているようだったな。これはまぁそうだろうw
講演中は冒頭のとおり。大したものだ。
まぁ今になって考えてみれば、自著の内容を講演したわけだから大体の事柄はまだ記憶に新しいのだろう。
しかし裏を返せば、しっかり勉強して自分の力で文章を練り上げたから記憶に残っていると言えるだろうし、あちこちからカッコいい文章をコピペして作った本ではない証拠、にはなるだろうか。
片手にマイクを持ち講演していたわけだが、もう片方の手はズボンのポケットの中。ほぼずっと。
これがなんだか気になって仕方なかった。
見た目からしてなんだかカッコつけてる感じで、「気取ってんなよ」って感じましたな。
あくまで個人的な印象だけれども。
しかし、この人の話しているところを多く見てきたわけではないけれども、住民投票の市民集会の時には割とマジメな感じで話していて、もちろんポケットに手を入れるなんてことはしていなかったはず。
何か心理的なものが現れた仕草なのかもしれないし、計算の上でやったのかもしれない。
会場の雰囲気は、多分市長にとって『アウェイ』に対しての『ホーム』的なものだったのだろう。
その安心感が市長の気の緩みを誘って、ポケットに手を入れるなんて仕草をさせたのかもね。
肝心の講演の内容だけれども、私が理解した範囲で書いてみる。
市長が本当に言いたかったこととはズレるかもしれないけれども、御了承くださいませ。
新城市から出ていく人口は多く、その流出先は豊川市が一番多いというデータがある。
ところがその豊川への流出人口の8割くらいが、また新城市に流入している、というデータもある。
トータルでは流出人口の方が多く、結果的に新城市は人口が毎年減っているわけだが、意外に多い流入人口をどう解釈したらいいのか?
その理由はわからないにしても、現実的に人というものは地域間を行ったり来たりするものなのだ。
その現実の中で新城市という「囲い」の中の人口にこだわって、その人口を増やすということに力を注ぐことに意味はあるのだろうか?
ということがまずひとつ。これはなるほどなぁと思った。
自治とはお互いを助け合う仕組み。仲間がいるということ。その仲間とは地域の課題を共有する仲間。
人は幼少期を地域で過ごす。地域が無くては成長できない。
↑
これはメモ書きしたもので、支離滅裂だ(笑。
あ、私の理解が支離滅裂、ということ。市長の講演を聞いていると整合性があったように思うのだが、今思い出すとなんだかよくわからん感じだ。
この辺りの市長の考えを実行に移したものが、現在新城市で稼働中の地域自治区、だろう。
地域に住む人間がいるからこその「地域自治区」と、先に述べた「人は移動するもの、地域の人口増加にこだわるのはいかがなものか?」はなんだか矛盾するように感じるのだけれども、しっかり理解するにはやっぱ市長の本を読むほかないかのぅ。
講演中に印象に残った言葉があって、これはメモしてあった。
ひとつは 「権力を持つ者として自覚的な仕事を」、もひとつは 「寄る辺ない人に手を差し伸べる云々」。
新庁舎建設時の実務協議会の顛末とか、八名地区産廃問題に対する態度とかを思い出す。
こういうことしておいて、味方ばかりの「ホーム」ではこういう発言をするわけさ。
だから信用できないんだ。
あれこれ理屈を組み立てるのが好きなら学者にでもなればいいんだな。
そして講演の最後には地域政策学部だかの学部長とかいう人が、「参議院選挙もありますが、この先穂積市長がどのように動かれるのか。大変興味があります。」とかいう始末。
学者のくせにそういう生臭いこと言うな。気持ち悪いわ。
と、相変わらず最後は文句垂れて、終わりとします。
90分の講演中、演台の前にいたのは10分も無いのでは?
途中、自著から正確な数字を拾うため、と、水を飲んだ時以外、ずっと舞台上を移動しながら原稿も見ずに講演を続けたのだ。
原稿を丸暗記した感じではなかった。
講演の筋をしっかり把握していて、後は言ってみればアドリブなのだろう。
途中、さすがに同じような話を繰り返すような感じはあったし、少し言葉に閊え(つかえ)たところもあった。
が、それは無視していいくらい、とにかく淀みなくスラスラとスピーチをする様は圧巻だった。
6月29日、愛知大学・三遠南信地域連携研究センターでの公開講座(地域政策講演会)に行ってきた。
新城市長 穂積亮次氏の「人口減少と地方創生 ~自治する日本 地域起点の民主主義~」と題する講演を聞いてきた。
市長自ら宣伝してたのでこちらをどうぞ → http://tomako.dosugoi.net/e877556.html
『「自治する日本」という本の出版した市長、一体どんな話をするのだろう?』と、単純に興味をそそられた。
本を買うのもなんだか癪なので、当然持ってもいないし読んでもいない。
全く予習無しの予備知識無しで、講演会場に向かった。
会場はほぼ満杯だった。
大学関係の人たち、後は新城市役所職員をはじめとする行政関係の人たちが、仕事帰りという風体で多く参加されていた。
全くの偶然だが、私の隣には顔なじみの新城市役所の職員さんが座ったw
残りは学生さんたち。半ば強制的に参加させられているようだったな。これはまぁそうだろうw
講演中は冒頭のとおり。大したものだ。
まぁ今になって考えてみれば、自著の内容を講演したわけだから大体の事柄はまだ記憶に新しいのだろう。
しかし裏を返せば、しっかり勉強して自分の力で文章を練り上げたから記憶に残っていると言えるだろうし、あちこちからカッコいい文章をコピペして作った本ではない証拠、にはなるだろうか。
片手にマイクを持ち講演していたわけだが、もう片方の手はズボンのポケットの中。ほぼずっと。
これがなんだか気になって仕方なかった。
見た目からしてなんだかカッコつけてる感じで、「気取ってんなよ」って感じましたな。
あくまで個人的な印象だけれども。
しかし、この人の話しているところを多く見てきたわけではないけれども、住民投票の市民集会の時には割とマジメな感じで話していて、もちろんポケットに手を入れるなんてことはしていなかったはず。
何か心理的なものが現れた仕草なのかもしれないし、計算の上でやったのかもしれない。
会場の雰囲気は、多分市長にとって『アウェイ』に対しての『ホーム』的なものだったのだろう。
その安心感が市長の気の緩みを誘って、ポケットに手を入れるなんて仕草をさせたのかもね。
肝心の講演の内容だけれども、私が理解した範囲で書いてみる。
市長が本当に言いたかったこととはズレるかもしれないけれども、御了承くださいませ。
新城市から出ていく人口は多く、その流出先は豊川市が一番多いというデータがある。
ところがその豊川への流出人口の8割くらいが、また新城市に流入している、というデータもある。
トータルでは流出人口の方が多く、結果的に新城市は人口が毎年減っているわけだが、意外に多い流入人口をどう解釈したらいいのか?
その理由はわからないにしても、現実的に人というものは地域間を行ったり来たりするものなのだ。
その現実の中で新城市という「囲い」の中の人口にこだわって、その人口を増やすということに力を注ぐことに意味はあるのだろうか?
ということがまずひとつ。これはなるほどなぁと思った。
自治とはお互いを助け合う仕組み。仲間がいるということ。その仲間とは地域の課題を共有する仲間。
人は幼少期を地域で過ごす。地域が無くては成長できない。
↑
これはメモ書きしたもので、支離滅裂だ(笑。
あ、私の理解が支離滅裂、ということ。市長の講演を聞いていると整合性があったように思うのだが、今思い出すとなんだかよくわからん感じだ。
この辺りの市長の考えを実行に移したものが、現在新城市で稼働中の地域自治区、だろう。
地域に住む人間がいるからこその「地域自治区」と、先に述べた「人は移動するもの、地域の人口増加にこだわるのはいかがなものか?」はなんだか矛盾するように感じるのだけれども、しっかり理解するにはやっぱ市長の本を読むほかないかのぅ。
講演中に印象に残った言葉があって、これはメモしてあった。
ひとつは 「権力を持つ者として自覚的な仕事を」、もひとつは 「寄る辺ない人に手を差し伸べる云々」。
新庁舎建設時の実務協議会の顛末とか、八名地区産廃問題に対する態度とかを思い出す。
こういうことしておいて、味方ばかりの「ホーム」ではこういう発言をするわけさ。
だから信用できないんだ。
あれこれ理屈を組み立てるのが好きなら学者にでもなればいいんだな。
そして講演の最後には地域政策学部だかの学部長とかいう人が、「参議院選挙もありますが、この先穂積市長がどのように動かれるのか。大変興味があります。」とかいう始末。
学者のくせにそういう生臭いこと言うな。気持ち悪いわ。
と、相変わらず最後は文句垂れて、終わりとします。