平成28年度 千郷地域意見交換会
10月24日、千郷地域意見交換会に行ってきた。
昨年に続き今回で2回目。
前回はこの意見交換会の直前に行われる「地域協議会」も傍聴してから参加したことを思い出した。
この直前の「地域協議会」では、意見交換会で建議する内容はもう完全に出来上がっていて、委員全員で最後の確認をしただけだった。
ま、あと30分で意見交換会が始まるってのに変更なんてあるはずがない。
そして、これは今回の意見交換会で「そういうことか・・」と腑に落ちたことなのだけど、協議会の会長さんが委員さんたちに「積極的に挙手して意見してくださいね」と言っていたこと。
意見交換会と言っても、一般の人たちは、挙手して、立って、意見を言うのもなかなかハードルが高い。
一年かけて地域の課題について意見を述べ合ってきた委員さんたちの方が発言しやすいだろうし、大体発言が無ければ「意見交換会」が盛り上がらない(笑、って感じだったのだろう。
今回も協議会委員さんたちがまずは率先して意見を述べていた。
千郷小、中学校の施設修繕のこと、臼子地区の第二東名開通による騒音問題、その他環境への影響のこと、地域こども園の草刈・駐車場メンテナンスなどが園によって偏りがあること、横浜ゴム南側道路の舗装問題のこと等など。
これらについては市長がまずは回答し、細かいことを市民席横にズラッと控えている市のエラい人たちが答える、という図式で会は進んだ。
歯切れの悪い回答もあるのだが、それでも資料を捲りめくり答えるエラい人たちも大変だなぁと思いつつも、これらの問題って、つまり今回の意見交換会冒頭で建議されてることなんじゃないの?とも思った。
地域の課題を解決するのもひとつの目的として、地域協議会は4月からこの日まで協議を続けてきた。
じゃあ今、この場で出ている地域課題って一体なんなのだろう?
例えばその課題が今日建議された中にあったとしたら、その場での市長の鶴の一声で解決できるぐらいのことを協議会でわざわざ話し合ってきたということになるのか?
ではあるまい。
そんな協議会のメンツをつぶすようなことを市がやってしまっては、地域協議会委員のヤル気を大きく削いでしまう。
と考えれば、これはもうひとつのパフォーマンスだ。
市長が直接回答する、という「市長は市民の声に耳を傾けていますよ」パフォーマンス。
エラい人が直接その場で回答する、という「市職員はその場で回答できるくらい有能で、真摯に課題解決に努めてます」パフォーマンス。
全て事前に今年の建議が市には伝わっていて、意見する委員さんも決まっていて(委員さんの中にはこんな出来レースに不満もお持ちの方もいるかもしれない)、回答のやり方も決まっている、というね。
なんて風に見えてくると、心なしか今年の意見交換会はなんだか活気が無いように感じた。
昨年はもう少し活気があるように感じたのだけれども、こんなヤラセっぽい雰囲気を皆さんも感じたのだろうか。
マトモに考えるなら、意見交換会は4月か5月の年度初めにやるべきだろう。
地域協議会のその年度のスタート時に地域のナマの声を拾い上げて、その場で市として対応できることは回答してもらって、残った重要な提案は地域協議会において10月の建議まで話し合うとすればどうだろうか。
そして10月の意見交換会は、「年度初めに提案してもらった課題をこんな風に解決するカタチで予算を付けました」という報告会にしては?
で、私のブログではくどいように言っているけれども、その話し合いの過程を随時市のHPにアップして「見える化」してほしい。
傍聴もできるよう、会議の日程も事前にインフォメーションしてほしい。
市民・住民が自治に参加している実感を持ってもらうことは重要な事だろう。
意見交換会の見直しや、協議会の「見える化」、ぜひやってほしい。
昨年に続き今回で2回目。
前回はこの意見交換会の直前に行われる「地域協議会」も傍聴してから参加したことを思い出した。
この直前の「地域協議会」では、意見交換会で建議する内容はもう完全に出来上がっていて、委員全員で最後の確認をしただけだった。
ま、あと30分で意見交換会が始まるってのに変更なんてあるはずがない。
そして、これは今回の意見交換会で「そういうことか・・」と腑に落ちたことなのだけど、協議会の会長さんが委員さんたちに「積極的に挙手して意見してくださいね」と言っていたこと。
意見交換会と言っても、一般の人たちは、挙手して、立って、意見を言うのもなかなかハードルが高い。
一年かけて地域の課題について意見を述べ合ってきた委員さんたちの方が発言しやすいだろうし、大体発言が無ければ「意見交換会」が盛り上がらない(笑、って感じだったのだろう。
今回も協議会委員さんたちがまずは率先して意見を述べていた。
千郷小、中学校の施設修繕のこと、臼子地区の第二東名開通による騒音問題、その他環境への影響のこと、地域こども園の草刈・駐車場メンテナンスなどが園によって偏りがあること、横浜ゴム南側道路の舗装問題のこと等など。
これらについては市長がまずは回答し、細かいことを市民席横にズラッと控えている市のエラい人たちが答える、という図式で会は進んだ。
歯切れの悪い回答もあるのだが、それでも資料を捲りめくり答えるエラい人たちも大変だなぁと思いつつも、これらの問題って、つまり今回の意見交換会冒頭で建議されてることなんじゃないの?とも思った。
地域の課題を解決するのもひとつの目的として、地域協議会は4月からこの日まで協議を続けてきた。
じゃあ今、この場で出ている地域課題って一体なんなのだろう?
例えばその課題が今日建議された中にあったとしたら、その場での市長の鶴の一声で解決できるぐらいのことを協議会でわざわざ話し合ってきたということになるのか?
ではあるまい。
そんな協議会のメンツをつぶすようなことを市がやってしまっては、地域協議会委員のヤル気を大きく削いでしまう。
と考えれば、これはもうひとつのパフォーマンスだ。
市長が直接回答する、という「市長は市民の声に耳を傾けていますよ」パフォーマンス。
エラい人が直接その場で回答する、という「市職員はその場で回答できるくらい有能で、真摯に課題解決に努めてます」パフォーマンス。
全て事前に今年の建議が市には伝わっていて、意見する委員さんも決まっていて(委員さんの中にはこんな出来レースに不満もお持ちの方もいるかもしれない)、回答のやり方も決まっている、というね。
なんて風に見えてくると、心なしか今年の意見交換会はなんだか活気が無いように感じた。
昨年はもう少し活気があるように感じたのだけれども、こんなヤラセっぽい雰囲気を皆さんも感じたのだろうか。
マトモに考えるなら、意見交換会は4月か5月の年度初めにやるべきだろう。
地域協議会のその年度のスタート時に地域のナマの声を拾い上げて、その場で市として対応できることは回答してもらって、残った重要な提案は地域協議会において10月の建議まで話し合うとすればどうだろうか。
そして10月の意見交換会は、「年度初めに提案してもらった課題をこんな風に解決するカタチで予算を付けました」という報告会にしては?
で、私のブログではくどいように言っているけれども、その話し合いの過程を随時市のHPにアップして「見える化」してほしい。
傍聴もできるよう、会議の日程も事前にインフォメーションしてほしい。
市民・住民が自治に参加している実感を持ってもらうことは重要な事だろう。
意見交換会の見直しや、協議会の「見える化」、ぜひやってほしい。
2016年10月29日 Posted byけま at 08:21 │Comments(2) │市民自治会議│市政を考える
この記事へのコメント
明日(もう今日ですがw)の午後、こういうイベントがあるらしいです。市政に興味のある方, のぞいてみては?
新城市政を考える会第3回勉強会次第
テーマ:新庁舎建設工事
新庁舎建設はどうなっているの?市の出前講座で聞きましょう。
主催:新城市政を考える会
場所:新城文化会館301研修室
日程:11月5日(土) 13時半開場 14時開始(2時間程度)
<次 第>
◎開会挨拶(主催者共同代表)
一部:契約検査課出前講座「新庁舎建設工事」について
講師:契約検査課担当者、鹿島建設中部支店担当者
・質疑応答:(講座内容についての質疑)時間40分程度
http://sinpu446.jimdo.com/
新城市政に新しい風を吹かそう
新城市政を考える会第3回勉強会次第
テーマ:新庁舎建設工事
新庁舎建設はどうなっているの?市の出前講座で聞きましょう。
主催:新城市政を考える会
場所:新城文化会館301研修室
日程:11月5日(土) 13時半開場 14時開始(2時間程度)
<次 第>
◎開会挨拶(主催者共同代表)
一部:契約検査課出前講座「新庁舎建設工事」について
講師:契約検査課担当者、鹿島建設中部支店担当者
・質疑応答:(講座内容についての質疑)時間40分程度
http://sinpu446.jimdo.com/
新城市政に新しい風を吹かそう
Posted by ぽけGo at 2016年11月05日 00:20
ぽけGo さん、コメントありがとうございます。
まさにこの勉強会のお知らせを書こうとしていて、結局当日になってしまいました(笑。
ポケGoさんに先を越されてしまいましたね。
私は参加する予定です。ぽけGoさんもぜひ(^o^)
まさにこの勉強会のお知らせを書こうとしていて、結局当日になってしまいました(笑。
ポケGoさんに先を越されてしまいましたね。
私は参加する予定です。ぽけGoさんもぜひ(^o^)
Posted by けま at 2016年11月05日 08:44