新城市議会議員選挙を振り返ってみる
今回の選挙ではひとつ目を引く現象があって、それは作手地区の投票率。
新城地区、鳳来地区共に前回から投票率を下げているのに、作手地区だけ前回77.87%から80.78%に上げている。
これは市長選挙だけ見ていてはわからないのだけれども、市議会議員選挙の結果を見ると「なるほど!」と合点がいく。
今回の市議会議員選挙では作手地区から2人の議員が当選している。
佐宗龍俊氏(53才 得票数2166)と齊藤竜也氏(36才 得票数1052.235)のお二人。
前回は作手からは菊地勝昭氏1人しか当選していなかった。
さて今回の選挙での作手地区の有権者数は2259。投票者数は1825。
で、佐宗氏と齊藤氏の得票数を足すと、なんと3218!
投票者数どころか、有権者数も越えている。
市議会議員選挙は、現実的にはその候補者の地元票が当選のための大きなカギとなる。
作手地区からの候補者は、ただでさえ少ない作手地区票を食い合うこととなり、共倒れになる可能性は高いと考えられる。
一体どういう計算があって作手から2人の候補者が立ったのか?
共倒れになるのを避けることができる仕掛けや工夫があったのか?
この辺りを少し調べてみた。
(ホントは作手の人に話を聞くとか、ご本人たちに話を聞く方が早いw)
まず佐宗龍俊氏。
→「佐宗たつとし後援会HP」https://tatsutoshisaso.web.fc2.com/index.html
こちらの後援会のHPを見ると、色々なヒントが隠されていることがわかる。
まず後援会長が、前回作手からのただ一人の市議会議員だった菊地勝昭氏。
これで前回の選挙での菊地勝昭氏の獲得票数1677と同じくらいの票が集められることが想像できる。
そしてもうひとつ。
家族構成を見てみると「父・靖ひろ(「宏」に似た字です)」とある。
父の名前は「佐宗靖ひろ」。
この方の経歴を前々回のブログで書いてある通り、図書館で調べてきた。
平成3年4月の選挙で3期目の作手村長。いいですか、この時点で3期目の村長!
平成7年3月の県議会議員選挙にて、県議会議員に初当選。
平成11年4月の県議選では無投票当選。
平成15年4月の県議選では、現新城市長穂積氏を下して3期目の県議会議員。
というね、スゴイお父様ですわ。
村長3期、県議3期。計6期24年間政治畑で過ごしてきた父親を持つ佐宗龍俊氏。
まさにサラブレッド2世議員。
こりゃあ地元の作手地区の皆さんも応援したくなる。菊地氏の1600票にたくさんの上乗せ票が集まることは想像に難くない。
この応援したくなる気持ちが投票率を上げたことに繋がったのはまず間違いないだろう。
で、見事2166票獲得。作手地区の投票者数1825を上回る数字。
一体鳳来、新城地区からどんだけ集票してきたのか。お父様のネームバリューがうかがえる。
次に齊藤竜也氏。
→https://www.facebook.com/tatsuya.saito.391?lst=100003583054286%3A100002203321376%3A1508777021
Facebookをやってらっしゃるけれども、選挙的な情報はほぼない。
「つくでまめな会」という団体の代表をやってらっしゃるようで、地域活性化の運動に取り組んでいられるようだ。
「齊藤」という名字は作手ではよく見かける名字で、先ほどの佐宗氏の後釜の村長は「斎藤義英」というお名前だ。
村議会議員11名のうち2名が「斎藤」という名字でもあり、佐宗氏のように父、あるいは祖父が政治関係の方であったかもしれないし、そうではないかもしれないし(笑。
今のところ近親に政治関係の方がいるかどうかは全く不明。
でもそういう関係なしに1052票集めるなんて、ちょっと考えられない気がする。
これは全く信憑性がないのだけれども、書かせてもらおう。
齊藤氏、なかなかの男前だ。
スポーツインストラクターを職業にしているようで、多分体格もいいのだろう。
これはモテる(多分)。
実はウチの高齢の母に今回の市議会議員選挙、誰に投票したかを聞いたら「齊藤竜也氏」と言うのだ!
や は り な 。
新城地区でも浅尾議員なんかは割とイケメンといっていいお顔立ちではないかね。
彼は今回2065票で第2位当選。前回は2076票のトップ当選だ。
共産党の浅尾議員、この2000余りの票数は新城の共産党支持者の票数とばかり思っていた。
だから今回の選挙では浅尾議員と同じく共産党で出馬した川合守氏との2人で、この2000票を分け合う戦い方をすると思っていた。
新城の市議会議員は1000票取ればまず当選できるという読みができるからだ。
しかしふたを開けてみたら、浅尾氏2065票、川合氏675票で、川合氏は残念な結果となった。
つまり浅尾氏の2000票は全てが共産党支持者ではないということだ。
では共産党支持者以外で一体誰が、どんな支持層が、浅尾氏に投票したと言うのか。
そ り ゃ あ イ ケ メ ン 好 き な新城市民ぢゃないかねw
つまり、新城地区には一定数の「お顔で判断する」投票者がいるわけよ。
その人らがこぞって、齊藤氏、浅尾氏に投票したんじゃないかね、知らんけど。
そういやウチの妻は最年少当選者竹下氏に投票したって言ってたわい、知らんけど。
ということで、作手からのお二人の市議会議員さん、当選おめでとうございます。
特に佐宗氏は県議選でお父様が作手村代表として鳳来町代表の現新城市長穂積氏と戦い、南設楽郡決戦を勝利したお家柄。
政治の世界で経験を積むため、まずは市議会議員で修業に励むのはセオリーとしても、頭上にかつての敵、しかもお父様が一度は下したことのある人物がいるのはいささか癪に障るのではあるまいか。
まず最初にやってくる12月の定例会で、かつてはライバルであった鳳来町穂積氏と作手村佐宗氏・齊藤氏がどのような態度を取るのか。
これは非常に楽しみな定例会になりそうだ(笑。
新城地区、鳳来地区共に前回から投票率を下げているのに、作手地区だけ前回77.87%から80.78%に上げている。
これは市長選挙だけ見ていてはわからないのだけれども、市議会議員選挙の結果を見ると「なるほど!」と合点がいく。
今回の市議会議員選挙では作手地区から2人の議員が当選している。
佐宗龍俊氏(53才 得票数2166)と齊藤竜也氏(36才 得票数1052.235)のお二人。
前回は作手からは菊地勝昭氏1人しか当選していなかった。
さて今回の選挙での作手地区の有権者数は2259。投票者数は1825。
で、佐宗氏と齊藤氏の得票数を足すと、なんと3218!
投票者数どころか、有権者数も越えている。
市議会議員選挙は、現実的にはその候補者の地元票が当選のための大きなカギとなる。
作手地区からの候補者は、ただでさえ少ない作手地区票を食い合うこととなり、共倒れになる可能性は高いと考えられる。
一体どういう計算があって作手から2人の候補者が立ったのか?
共倒れになるのを避けることができる仕掛けや工夫があったのか?
この辺りを少し調べてみた。
(ホントは作手の人に話を聞くとか、ご本人たちに話を聞く方が早いw)
まず佐宗龍俊氏。
→「佐宗たつとし後援会HP」https://tatsutoshisaso.web.fc2.com/index.html
こちらの後援会のHPを見ると、色々なヒントが隠されていることがわかる。
まず後援会長が、前回作手からのただ一人の市議会議員だった菊地勝昭氏。
これで前回の選挙での菊地勝昭氏の獲得票数1677と同じくらいの票が集められることが想像できる。
そしてもうひとつ。
家族構成を見てみると「父・靖ひろ(「宏」に似た字です)」とある。
父の名前は「佐宗靖ひろ」。
この方の経歴を前々回のブログで書いてある通り、図書館で調べてきた。
平成3年4月の選挙で3期目の作手村長。いいですか、この時点で3期目の村長!
平成7年3月の県議会議員選挙にて、県議会議員に初当選。
平成11年4月の県議選では無投票当選。
平成15年4月の県議選では、現新城市長穂積氏を下して3期目の県議会議員。
というね、スゴイお父様ですわ。
村長3期、県議3期。計6期24年間政治畑で過ごしてきた父親を持つ佐宗龍俊氏。
まさにサラブレッド2世議員。
こりゃあ地元の作手地区の皆さんも応援したくなる。菊地氏の1600票にたくさんの上乗せ票が集まることは想像に難くない。
この応援したくなる気持ちが投票率を上げたことに繋がったのはまず間違いないだろう。
で、見事2166票獲得。作手地区の投票者数1825を上回る数字。
一体鳳来、新城地区からどんだけ集票してきたのか。お父様のネームバリューがうかがえる。
次に齊藤竜也氏。
→https://www.facebook.com/tatsuya.saito.391?lst=100003583054286%3A100002203321376%3A1508777021
Facebookをやってらっしゃるけれども、選挙的な情報はほぼない。
「つくでまめな会」という団体の代表をやってらっしゃるようで、地域活性化の運動に取り組んでいられるようだ。
「齊藤」という名字は作手ではよく見かける名字で、先ほどの佐宗氏の後釜の村長は「斎藤義英」というお名前だ。
村議会議員11名のうち2名が「斎藤」という名字でもあり、佐宗氏のように父、あるいは祖父が政治関係の方であったかもしれないし、そうではないかもしれないし(笑。
今のところ近親に政治関係の方がいるかどうかは全く不明。
でもそういう関係なしに1052票集めるなんて、ちょっと考えられない気がする。
これは全く信憑性がないのだけれども、書かせてもらおう。
齊藤氏、なかなかの男前だ。
スポーツインストラクターを職業にしているようで、多分体格もいいのだろう。
これはモテる(多分)。
実はウチの高齢の母に今回の市議会議員選挙、誰に投票したかを聞いたら「齊藤竜也氏」と言うのだ!
や は り な 。
新城地区でも浅尾議員なんかは割とイケメンといっていいお顔立ちではないかね。
彼は今回2065票で第2位当選。前回は2076票のトップ当選だ。
共産党の浅尾議員、この2000余りの票数は新城の共産党支持者の票数とばかり思っていた。
だから今回の選挙では浅尾議員と同じく共産党で出馬した川合守氏との2人で、この2000票を分け合う戦い方をすると思っていた。
新城の市議会議員は1000票取ればまず当選できるという読みができるからだ。
しかしふたを開けてみたら、浅尾氏2065票、川合氏675票で、川合氏は残念な結果となった。
つまり浅尾氏の2000票は全てが共産党支持者ではないということだ。
では共産党支持者以外で一体誰が、どんな支持層が、浅尾氏に投票したと言うのか。
そ り ゃ あ イ ケ メ ン 好 き な新城市民ぢゃないかねw
つまり、新城地区には一定数の「お顔で判断する」投票者がいるわけよ。
その人らがこぞって、齊藤氏、浅尾氏に投票したんじゃないかね、知らんけど。
そういやウチの妻は最年少当選者竹下氏に投票したって言ってたわい、知らんけど。
ということで、作手からのお二人の市議会議員さん、当選おめでとうございます。
特に佐宗氏は県議選でお父様が作手村代表として鳳来町代表の現新城市長穂積氏と戦い、南設楽郡決戦を勝利したお家柄。
政治の世界で経験を積むため、まずは市議会議員で修業に励むのはセオリーとしても、頭上にかつての敵、しかもお父様が一度は下したことのある人物がいるのはいささか癪に障るのではあるまいか。
まず最初にやってくる12月の定例会で、かつてはライバルであった鳳来町穂積氏と作手村佐宗氏・齊藤氏がどのような態度を取るのか。
これは非常に楽しみな定例会になりそうだ(笑。