まちづくり集会はどんな感じだった? 5
質疑応答の続き。
若者に続いて市民委員(新庁舎デザインワークショップ参加者)が質問した。
この人たちは新庁舎基本設計に市民の意見を取り入れることを目的に、社団法人新城青年会議所に企画運営を委託して開催された「新庁舎デザインワークショップ」に参加した皆さんだ。
平成24年8月5日に第1回が開催され、10月27日の第5回を最後に今までの検討経過と結果をワークショップ参加者自らが発表をし、市民提案図面としてまとめて市長に提案している。
検討テーマは、
1.つくろう みんなにやさしい庁舎を(ユニバーサルデザイングループ)
2.つくろう 市民活動の拠点を(市民協働グループ)
3.つくろう 利用しやすい市民窓口を(窓口サービスグループ)
4.つくろう 元気な地域の経済を(産業振興グループ)
市のHPにこの時の模様がアップされている。皆さん真剣に取り組まれて有意義な提言をなされた。
これはもちろん、市民が新庁舎建設に深く関わった事例のひとつだ。
しかしこれは新庁舎に求める機能やあり方を意見したもので、住民投票で問うている、道路形状、庁舎配置、規模をテーマにしていないことに注意しなくてはならない。
住民投票を求めた市民というのは、庁舎面積や事業費を論点に活動していたのだ。
この庁舎面積、事業費について市民が関わった会議やワークショップがあったのだろうか?
話がそれてしまったが、新庁舎に深く関わっただけあって市民委員の質問はなかなか鋭い。
・市民委員
1 選択肢1、2とも建物平米数は謳っていない。敷地面積もほとんど変わりない。この状況でどのように規模を比較すればよいのか?
回答 → 具体的に設計ができていないので具体的な数字はあげられない。選択肢2は東庁舎を使うのでその分新庁舎は選択肢1に比べ(規模が)小さくなるといえる。規模で明確に言えるのはここまで。
2 土地Cは今後どのように使うのか?
回答 → 選択肢2になったときに考える。
3 選択肢1では土地Cは障碍者駐車スペースになっている。比較したいので現時点でわかる範囲で土地Cの説明を。
回答 → 例えば防災空地としては可能と考えている。
4 ランニングコストの違いの精査は?
回答 → 東庁舎は今後20年使うとして、修繕費として2億3千万かかるだろう。建て替えなら7億円かかるだろう。この2点しか考えていない。
5 今後新庁舎で働く職員からの意見をどう反映させるのか?
回答 → 庁内の作業部会で職員の意見を聞きたいと思っている。
6 市民協同スペースはどうなるのか?
回答 → 選択肢1でも2でも市民の提言を実現すべく努力する。選択肢2では「厳しくなる」
7 「厳しくなる」てのは「小さくなる」ことか?
回答 → 選択肢2の新庁舎は小さくなるので「厳しくなる」
8 「面積が少なくなる」という理解でいいか?
回答 → 規模は選択肢1より小さくなる(ヤジが飛ぶ→ここで初めて鈴木先生のヤジへの注意が入る)
この市民委員の質問から市民にとって得られた情報は、
『選択肢2については何も計画ができていない。広報には「選択肢1より2のほうが規模は縮小」とあるが、例えば具体的な「市民協同スペース」では「厳しくなる」という言い方になり「縮小するor小さくなる」と明言しない市の姿勢。』
ということだ。
若者は建設費を比較したい質問をしていた。市民委員は規模を具体的に比較したいと質問をした。
選択しなければならないのだから、選択したモノがもたらす結果(建設費・規模)を比較したいのは当然なのだ。
「50億5階建てとか30億3階建てを問うものではありません。」と冒頭実行委員会は言った。
その言葉に込められた「公平公正さを貫きたい気持ち」は理解はするが、結果具体的な数字を挙げられない事態に市民にとってはただわかりにくいだけになってはいなかっただろうか。
市側の回答も、「設計ができていないので具体的な数字はあげられない」とか「選択肢2になったときに考える」とか「厳しくなる」の一点張りだとか、およそ市民には優しくない回答ばかりだ。
こういういかにもお役所的な回答は、議員とか市役所に突っかかってくる輩には結構なモノだが、市民の素朴な疑問に対しての回答の仕方としてふさわしくないだろう。
そんななかで注目したいのは質問2の回答「選択肢2になったときに考える。」だ。
これからわかることは、市側はまちづくり集会の時点で選択肢2になったときの新庁舎の姿をまるっきり考えていなかったということだ。
右か左か進路を選べ、と言われたら、選んだ結果どうなるか?聞くのが普通だろう。
右は情報はあります、しかし左は行ってみないとわかりません、と言われて、嘘偽りなくそれが現実だとしたら情報のある右を選ぶしかない気がするが、それは公平公正か?
自然にある道を選ぶのではないのだ。どちらも人間が用意するものだ。
選択肢1は現計画とほぼ同等です。選択肢2はそれになったら考えますぅ。という態度は選択肢を提供する立場の人間の誠意ある態度と言えるか?
両方同等の精度の情報があってこそ選ぶことができるし、選んだ結果も自己責任で受け止めることができるものだ。
それが「公平公正」というものだろう。市の回答に「公平公正」は無いと言える。
ここでも実行委員会がお膳立てをした「公平公正」な場なのに、膳に盛られた「行政」が「公平公正」な情報を流していない状況になっている。
やはりこの「公平公正」の目線がどこに向けられているか?が、このまちづくり集会を考えるポイントのように思う。
さて、もうひとつ勘繰ると、「計画ができていないからわからない」と言えるのは、自分たちが計画を立てる立場でない、立てる気がないからだろう。選択肢2は自分たちとは関係ない、と言っているわけだ。
こ れ は、だ か ら、選択肢2は自分たちとは関係ない「求める会」が決めたものだと暗に言っているわけだな。
選択肢1に対する対案として、市が自ら選択肢2を作ったのならならば、もう少しちがったものになっていたかもしれない。
若者に続いて市民委員(新庁舎デザインワークショップ参加者)が質問した。
この人たちは新庁舎基本設計に市民の意見を取り入れることを目的に、社団法人新城青年会議所に企画運営を委託して開催された「新庁舎デザインワークショップ」に参加した皆さんだ。
平成24年8月5日に第1回が開催され、10月27日の第5回を最後に今までの検討経過と結果をワークショップ参加者自らが発表をし、市民提案図面としてまとめて市長に提案している。
検討テーマは、
1.つくろう みんなにやさしい庁舎を(ユニバーサルデザイングループ)
2.つくろう 市民活動の拠点を(市民協働グループ)
3.つくろう 利用しやすい市民窓口を(窓口サービスグループ)
4.つくろう 元気な地域の経済を(産業振興グループ)
市のHPにこの時の模様がアップされている。皆さん真剣に取り組まれて有意義な提言をなされた。
これはもちろん、市民が新庁舎建設に深く関わった事例のひとつだ。
しかしこれは新庁舎に求める機能やあり方を意見したもので、住民投票で問うている、道路形状、庁舎配置、規模をテーマにしていないことに注意しなくてはならない。
住民投票を求めた市民というのは、庁舎面積や事業費を論点に活動していたのだ。
この庁舎面積、事業費について市民が関わった会議やワークショップがあったのだろうか?
話がそれてしまったが、新庁舎に深く関わっただけあって市民委員の質問はなかなか鋭い。
・市民委員
1 選択肢1、2とも建物平米数は謳っていない。敷地面積もほとんど変わりない。この状況でどのように規模を比較すればよいのか?
回答 → 具体的に設計ができていないので具体的な数字はあげられない。選択肢2は東庁舎を使うのでその分新庁舎は選択肢1に比べ(規模が)小さくなるといえる。規模で明確に言えるのはここまで。
2 土地Cは今後どのように使うのか?
回答 → 選択肢2になったときに考える。
3 選択肢1では土地Cは障碍者駐車スペースになっている。比較したいので現時点でわかる範囲で土地Cの説明を。
回答 → 例えば防災空地としては可能と考えている。
4 ランニングコストの違いの精査は?
回答 → 東庁舎は今後20年使うとして、修繕費として2億3千万かかるだろう。建て替えなら7億円かかるだろう。この2点しか考えていない。
5 今後新庁舎で働く職員からの意見をどう反映させるのか?
回答 → 庁内の作業部会で職員の意見を聞きたいと思っている。
6 市民協同スペースはどうなるのか?
回答 → 選択肢1でも2でも市民の提言を実現すべく努力する。選択肢2では「厳しくなる」
7 「厳しくなる」てのは「小さくなる」ことか?
回答 → 選択肢2の新庁舎は小さくなるので「厳しくなる」
8 「面積が少なくなる」という理解でいいか?
回答 → 規模は選択肢1より小さくなる(ヤジが飛ぶ→ここで初めて鈴木先生のヤジへの注意が入る)
この市民委員の質問から市民にとって得られた情報は、
『選択肢2については何も計画ができていない。広報には「選択肢1より2のほうが規模は縮小」とあるが、例えば具体的な「市民協同スペース」では「厳しくなる」という言い方になり「縮小するor小さくなる」と明言しない市の姿勢。』
ということだ。
若者は建設費を比較したい質問をしていた。市民委員は規模を具体的に比較したいと質問をした。
選択しなければならないのだから、選択したモノがもたらす結果(建設費・規模)を比較したいのは当然なのだ。
「50億5階建てとか30億3階建てを問うものではありません。」と冒頭実行委員会は言った。
その言葉に込められた「公平公正さを貫きたい気持ち」は理解はするが、結果具体的な数字を挙げられない事態に市民にとってはただわかりにくいだけになってはいなかっただろうか。
市側の回答も、「設計ができていないので具体的な数字はあげられない」とか「選択肢2になったときに考える」とか「厳しくなる」の一点張りだとか、およそ市民には優しくない回答ばかりだ。
こういういかにもお役所的な回答は、議員とか市役所に突っかかってくる輩には結構なモノだが、市民の素朴な疑問に対しての回答の仕方としてふさわしくないだろう。
そんななかで注目したいのは質問2の回答「選択肢2になったときに考える。」だ。
これからわかることは、市側はまちづくり集会の時点で選択肢2になったときの新庁舎の姿をまるっきり考えていなかったということだ。
右か左か進路を選べ、と言われたら、選んだ結果どうなるか?聞くのが普通だろう。
右は情報はあります、しかし左は行ってみないとわかりません、と言われて、嘘偽りなくそれが現実だとしたら情報のある右を選ぶしかない気がするが、それは公平公正か?
自然にある道を選ぶのではないのだ。どちらも人間が用意するものだ。
選択肢1は現計画とほぼ同等です。選択肢2はそれになったら考えますぅ。という態度は選択肢を提供する立場の人間の誠意ある態度と言えるか?
両方同等の精度の情報があってこそ選ぶことができるし、選んだ結果も自己責任で受け止めることができるものだ。
それが「公平公正」というものだろう。市の回答に「公平公正」は無いと言える。
ここでも実行委員会がお膳立てをした「公平公正」な場なのに、膳に盛られた「行政」が「公平公正」な情報を流していない状況になっている。
やはりこの「公平公正」の目線がどこに向けられているか?が、このまちづくり集会を考えるポイントのように思う。
さて、もうひとつ勘繰ると、「計画ができていないからわからない」と言えるのは、自分たちが計画を立てる立場でない、立てる気がないからだろう。選択肢2は自分たちとは関係ない、と言っているわけだ。
こ れ は、だ か ら、選択肢2は自分たちとは関係ない「求める会」が決めたものだと暗に言っているわけだな。
選択肢1に対する対案として、市が自ら選択肢2を作ったのならならば、もう少しちがったものになっていたかもしれない。
2015年08月21日 Posted by けま at 12:56 │Comments(0) │まちづくり集会
まちづくり集会はどんな感じだった? 4
広報に載っている図で選択肢1、2それぞれの道路形状、庁舎配置、敷地形状がわかるようになっている。
しかし庁舎面積、階数、はどちらも未定。
建物の面積も階数も未定で、いったいどういう庁舎ができるのか、市民は想像できているのか?
面積も階数も未定の庁舎から自分の生活がどう影響を受けるのか?
そんな中で市民からの質疑応答が始まる。
10 質疑応答
・住民投票に関わる情報を市民に届け、共有するのが目標。そのような進行を努める。
・質問順
↓
1若者(若者政策ワーキング・若者議会)
2市民委員(新庁舎デザインワークショップ参加者)
3子育て世代(東部こども園、小中学校PTA連絡協議会)
4福祉(身体障碍者福祉協会)
5新庁舎見直しの住民投票を求める会
6地域(代表区長会)
7経済界(地域産業総合振興条例審議委員会)
・若者質問
1 50億か30億かの選択ではないのか?(回答中にヤジ)
回答 → 違う
2 安く庁舎を建てることで市民サービスに使えるお金が増えるのが2のメリットか?と思ったが、費用が問題ではないとのこと。ならば2のメリットはなにか?
回答 → 選択肢2も過去に検討した。いろいろな問題があり選択肢1になった。規模、庁舎配置、道路形状の違いをそれぞれで判断してほしい。行政としてはこうとしか答えられない。
3 イメージ動画ステキだった。見直しは絶対必要なのか?
回答 → イメージ動画は機能を優先して作成した。材料費高騰などで当初の予算ではできない状況になった。ある意味不可抗力。49億700万に近づけるようにしたい。
4 税金は上がるのか?1と2ではどちらが自分たちに(若者という意味か?)負担が大きいのか?
回答 → 庁舎建設による税金アップはない。(ポインタトラブルでのヤジあり) 選択肢2は土地C購入費用、東庁舎の改修取り壊し費用は合併特例債の対象外なのでまるごと市の負担になる。
4つの質問すべてが建設費に絡む事柄ばかりだ。建設費が高いか安いか?で比べれば、そりゃ安い方がイイだろう。
市の財政は市民の税金とつながるから、建設費が安ければ税的な負担は今現在も、将来的にも少なくて済む。
まだ社会人になって間もない若者はきっと給料も多くは無く、この先ここ新城で生活していくことを想像すれば、その多くは無い給料からどれだけの税金が引かれるのか? 心配なのは当然だ。
建設費と税負担を結び付けて考えるのは若者らしい質問と言えるだろう。
この若者の質問から市民にとって得られた情報は、
『現計画は「49億700万」以上(60億とも言われる)かかる。見直しによって当初予算の「49億700万」に近づけたい。選択肢2は「建設時費用は49億700万より少なくなる。でも土地C購入費用、東庁舎の改修取り壊し費用は税金負担。」、でもどちらの選択肢でも税金アップはない。』
ということだ。
若者はもちろん市民にとっても、税金アップはないのならまずは一安心といったところだろうか。
そんな中で注目したいのは質問2で、建設費を浮かせ他のサービスに回すという積極的なお金の使い方を示唆していて、これこそが「財政」というものだろう。
一般市民とりわけ若者から、ただ自分の懐が痛まなければ良いというだけでなく、お金の使い道を考える発言が出ることは実に頼もしく思う。
それに対して市側は「49億700万」にしたくてたまらなくて、それ以下にしようとは毛頭考えていないような発言だ。
費用は抑えられるなら抑えたほうがいいに決まっている。
結局借金しなくては新庁舎は建てられないのだ。合併特例債がどんなに有利な借金方法だとしても借金は借金だ。ならばなるべく借金額は少ないほうが将来的な財政負担が少なく済む。
と、こういうような議論が議会で、または市民を交えた説明会などで過去に行われたことがあるのだろうか?
これは余談で、また別の機会に考えたい。
しかし庁舎面積、階数、はどちらも未定。
建物の面積も階数も未定で、いったいどういう庁舎ができるのか、市民は想像できているのか?
面積も階数も未定の庁舎から自分の生活がどう影響を受けるのか?
そんな中で市民からの質疑応答が始まる。
10 質疑応答
・住民投票に関わる情報を市民に届け、共有するのが目標。そのような進行を努める。
・質問順
↓
1若者(若者政策ワーキング・若者議会)
2市民委員(新庁舎デザインワークショップ参加者)
3子育て世代(東部こども園、小中学校PTA連絡協議会)
4福祉(身体障碍者福祉協会)
5新庁舎見直しの住民投票を求める会
6地域(代表区長会)
7経済界(地域産業総合振興条例審議委員会)
・若者質問
1 50億か30億かの選択ではないのか?(回答中にヤジ)
回答 → 違う
2 安く庁舎を建てることで市民サービスに使えるお金が増えるのが2のメリットか?と思ったが、費用が問題ではないとのこと。ならば2のメリットはなにか?
回答 → 選択肢2も過去に検討した。いろいろな問題があり選択肢1になった。規模、庁舎配置、道路形状の違いをそれぞれで判断してほしい。行政としてはこうとしか答えられない。
3 イメージ動画ステキだった。見直しは絶対必要なのか?
回答 → イメージ動画は機能を優先して作成した。材料費高騰などで当初の予算ではできない状況になった。ある意味不可抗力。49億700万に近づけるようにしたい。
4 税金は上がるのか?1と2ではどちらが自分たちに(若者という意味か?)負担が大きいのか?
回答 → 庁舎建設による税金アップはない。(ポインタトラブルでのヤジあり) 選択肢2は土地C購入費用、東庁舎の改修取り壊し費用は合併特例債の対象外なのでまるごと市の負担になる。
4つの質問すべてが建設費に絡む事柄ばかりだ。建設費が高いか安いか?で比べれば、そりゃ安い方がイイだろう。
市の財政は市民の税金とつながるから、建設費が安ければ税的な負担は今現在も、将来的にも少なくて済む。
まだ社会人になって間もない若者はきっと給料も多くは無く、この先ここ新城で生活していくことを想像すれば、その多くは無い給料からどれだけの税金が引かれるのか? 心配なのは当然だ。
建設費と税負担を結び付けて考えるのは若者らしい質問と言えるだろう。
この若者の質問から市民にとって得られた情報は、
『現計画は「49億700万」以上(60億とも言われる)かかる。見直しによって当初予算の「49億700万」に近づけたい。選択肢2は「建設時費用は49億700万より少なくなる。でも土地C購入費用、東庁舎の改修取り壊し費用は税金負担。」、でもどちらの選択肢でも税金アップはない。』
ということだ。
若者はもちろん市民にとっても、税金アップはないのならまずは一安心といったところだろうか。
そんな中で注目したいのは質問2で、建設費を浮かせ他のサービスに回すという積極的なお金の使い方を示唆していて、これこそが「財政」というものだろう。
一般市民とりわけ若者から、ただ自分の懐が痛まなければ良いというだけでなく、お金の使い道を考える発言が出ることは実に頼もしく思う。
それに対して市側は「49億700万」にしたくてたまらなくて、それ以下にしようとは毛頭考えていないような発言だ。
費用は抑えられるなら抑えたほうがいいに決まっている。
結局借金しなくては新庁舎は建てられないのだ。合併特例債がどんなに有利な借金方法だとしても借金は借金だ。ならばなるべく借金額は少ないほうが将来的な財政負担が少なく済む。
と、こういうような議論が議会で、または市民を交えた説明会などで過去に行われたことがあるのだろうか?
これは余談で、また別の機会に考えたい。