まちづくり集会総括 4

自治推進課から事務的な連絡があり、ふと思いついて
「住民投票のときのまちづくり集会の映像を記録したモノってないですか?」
と聞いてみたら「ありますよ。」とのこと!

さすがは自治推進課。
市民自治の一番の基本は情報の速やかな開示、提供だと思っているので、この対応は実にすばらしい。
近いうちに貸してもらう約束を取り付けた。
これで前に書いた「集会でのヤジ」を検証できる。

投票項目の説明しているときにヤジが飛んでたら、これはちょっとイカンよね。
集会の目的である「情報の共有」を実際に妨げることになるし。これはしっかりチェックしよう。

あとはどういうタイミングでヤジが飛んでいるかだ。
特定の誰か、または特定の場面でヤジが飛ぶのなら、それは集会そのものを否定する意図はないと考えられるからだ。

ヤジについては一番初めのブログで触れた。
まちづくり集会でコーディネーターを請け負った市民自治会議議長の鈴木先生はかなりご立腹の様子だった。
ヤジそのものを禁止にしたい意向を示されたが、私としては「なぜヤジをとばすに至ったのか?」を考えてみたいと思っている。
確かに品はない。ヤジなんてない方がいいというのは私も同じ思いだ。
しかし、あそこで言わなくて、どこで言うのだ? というような切実な思いもあったのではなかろうか?

まちづくり集会の実行委員会は「公平公正」を目指したという。
そこでヤジが起こったということは、あの集会でヤジを飛ばした人は「公平公正」ではないと感じたからなのだろう。
そこを検証するのは今後のまちづくり集会を運営する上で役立つに違いない。

まちづくり集会実行委員会の「公平公正」と、ヤジを飛ばした人らの「公平公正」。
「公平公正」は誰のためにあるべきだったのか?  

2015年08月01日 Posted by けま at 01:45Comments(0)まちづくり集会