再び「求める会」

織田信長は桶狭間の戦いで今川軍2万5千(諸説あり)をわずか3千(諸説あり)で破った。
少数でもって見事に大軍を撃破したが、この後信長はこういう戦い方を用いなかったと言う。
ひとつの勝ち方で大勝利を収めればそのやり方で次も・・・と考えがちだが、そこに固執しなかったのが信長の天才性だろう。

武田信玄は「軍勝は五分を以て上となす。七分を中となし、十分を以て下となす。」と言った。
十分な勝利は心に驕りを生ずる危険性を説いたのだ。


「新庁舎見直しの住民投票を求める会」のみなさんが新庁舎独自案を発表し説明会も開催することとなった。
その中では市長のリコールも視野に入れていると言う。
住民投票で選択肢2を推していた「求める会」が勝利したが、その後に続く市長の言葉と行動は裏腹なものばかりでいよいよ堪忍袋の緒が切れた、というところだろう。


新庁舎建設という政策を問うことと、市長という人物を問うこと。
これは「私にとっては」だが、同列には扱えないような気がするのだ。
住民投票で新庁舎建設を問うたことと、リコール請求はまた違う気がする。
これはあくまで自分の感想。

「求める会」のみなさんには新庁舎住民投票での勝利に驕らず、市長への評価をリコール請求という戦法に求めてよいのか、十分勘案してほしい。

「求める会」はこの説明会を以下のスケジュールで行う。

11月16日(月)東新町公民館
11月17日(火)新城開発センター(旧鳳来開発センター)
11月18日(水)平井公民館
11月19日(木)富岡ふるさと会館
11月20日(金)ちさと館 多目的広場
11月23日(月)市場集会場(作手地区)
11月24日(火)川田原公民館

時間は何れの会場も午後19時30分~21時

私も出られるところに参加して十分説明を聞き、自分の考えを決めたい。


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2015年11月15日 Posted byけま at 11:34 │Comments(0)歴史から新庁舎建設

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